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Gitの基礎を学んでみる その2

こんにちは
プログラマの原です。

前回のブログでは、Gitのコミットまでのお話をしました。
http://ccs-tech-blog.blogspot.jp/2015/07/git.html

コミットまでの流れの理解は出来ましたでしょうか?

今回は、Gitで作業スペースを分けることが出来る、
branch」と「tag」を紹介しようと思います。

■ブランチを有効活用する
Gitでリポジトリを作った時「master」というものが作られたと思います。
これは「branch」と呼ばれるもので、リポジトリを持つとデフォルトでmasterというbranchが作成されます。

branchイメージ図

branchというのは、コミットの流れを分岐して記録するためのものです。
例えば、バージョンを区切って作業を行いたい時、各バージョンまでの開発が終わったら
そこで次のバージョンのbranchを作り、そこで次の作業を行います。
もし、前のバージョンで作業を行なったり、環境を戻す場合でもbranchを切り替えるだけで済みます。
branchはいくつでも作れるので、例に上げたバージョン毎を更に細分化してタスク事に区切ったりすることも出来ます。

branchは複数作れるので、図のように
ローカル・リモートで複数作ることが出来る。

しかし、branchを分けたとしてもコミットが増えていけばどれがどのbranchのコミットなのかわかりづらくなります、この作業のコミットを参照したいと思っても
探すのが大変になり、コミットの管理が大変になってしまう・・・

これを防ぐためにはどうすればいいか・・・
そのために使える便利な機能がGitには備わっています。
それが「tag」と呼ばれるものです。

tagはコミットをわかりやすくするために付けられる名前のことで、
コミットがたくさんある状態でもtagを付ければ探したいコミットも
素早く見つけることが出来ます。

例えば、今開発しているバージョンの開発が終わり、
次のバージョンに進める前にバージョン識別のtagを付ければ、
どのコミットまでがどのバージョンなのかを素早く知ることが出来る。

■まとめ
いかがでしょうか?
前回のコミットと合わせて、branchを使えるようになれば、
Gitが便利に感じてくると思います。

ただ、便利なGitですが注意すべき問題もあります・・・

次のブログでは、その問題について紹介しようと思います。

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